9/5から9/16まで、メディア学部3年生19名が、クリエイティブエージェンシーのインターンシップに参加しました。このインターンシップは、株式会社真面目(東京都渋谷区)、大学生のためのインターンシップをプロデュースしているMiraiShip(メンターとして参加)、目白大学メディア学部の三者協働で行われたものです。株式会社真面目は、「この一本で誰かの人生を変えていく。」をミッションとして、プロモーションビデオ、ミュージックビデオ、イベントプロデュースなどに精力的に取り組んでいる映像クリエイティブエージェンシーです。

ハイブリッド形式のインターンシップ

新型コロナウィルス感染拡大を防ぐため、これまでオンラインで実施してきましたが、今年は、「新しい働き方」を体得することを目的に、ハイブリッドで実施しました。学生たちは、「Aコース:企画+クリエイティブ(全10日間)」と「Bコース:企画プロデュース(全5日間)」のどちらかを選択。初日には、メンターであるMiraishipのオフィスにて、事前に受けた自己診断テストの結果の解説をもとにチームビルディングを行いました。2日目は、渋谷にある真面目社を全員で訪問し、人事担当の方から会社説明と今回のmissionをお聞きしました。午後からは、チームごとに、今回のミッションに合わせたSNS動画の企画に取り組みました。

真面目社人事担当の秋山さんと松沢さんからミッションの発表

3日目からはリモートワークで企画業務に取り組み、真面目社とMiraishipメンターのアドバイスを受けて、内容を深めていきました。なお、リモートワーク中も、Zoomを活用して朝礼、進捗確認、終礼を欠かさず行うことで、報連相の大切さも身に付けることができました。

自己診断テストの結果をもとに分けられたチームで企画検討

行き詰まった時にはメンターからのアドバイスをもとに軌道修正

そして、中間発表を経て、5日目には自分たちの企画制作した動画をプレゼン。企業担当者から多くのフィードバックを受けました。
さらに、「Aコース:企画+クリエイティブ(全10日間)」に参加した4名は、それぞれのチームで検討した企画案をもとに、真面目社で撮影・インタビューを行い、30秒のSNS動画を制作し、最後に真面目社への納品まで行いました。

参加学生の感想

今回のインターンシップに参加した学生の感想を一部紹介します。

    企画と映像制作の合計10日のインターンシップに参加し、私は2つの学びを得る事ができました。1つ目は曖昧な箇所を具体化する事です。問題や課題に対して曖昧な箇所を具体化し問題点を絞り込む事で、タスクを明確化させる方法がわかりました。進行管理がしやすくなるだけではなく、チームで話し合う際に全員が同じ目標を持ち同じ議題について検討を続ける際にも非常に役に立つ手段である事がわかりました。2つ目は、伝えたい事の明確化です。映像においても企画においても根底にあるのは「人に伝える」事です。伝える事を決定するには、クライアントが何を求めているのかを正確に導き出すことが必要です。クライアントを理解し具体的に何がしたいのかを引き出した上で、目標を設定する事で「伝えたい事」を明確にする事ができる事がわかりました。10日間と短い期間ではありましたが、チームで協力し最終的に映像として納品まで行う、本格的なプロダクトワークを体験する事ができました。
    (メディア学部3年・塩野弘晶(Aコース参加))
    クリエイティブエージェンシーインターンの5日間では、多くの学びがあり、その中でも2つの大きな学びがありました。1つ目は、物事の定義についてです。まず、初めに「あいまいな定義からはあいまいな答えしか生まれない」ということを教えていただきました。企画を考えるうえでは、ことば一つ一つを具体化させて、メンバー全員が同じ定義で考えることで、ずれがなくなり、より良い企画になるということがわかりました。2つ目は、スケジュール設定の重要性についてです。どのようなスケジュールで進行するか決める際に、はじめにゴールを設定することで、それ以前のスケジュールを逆算しながら設定しました。そうすることで、スケジュールがより具体的になり、スムーズに進行することができました。他にも、一日の日程も細かく設定するように教えていただきました。スケジュールが具体的だとモチベーションにもつながり、良い雰囲気で活動することができました。5日間、常に新しい学びがあるインターンシップでした。
    (メディア学部3年・鈴木遼世(Bコース参加))

メディア学部では、これからも企業・団体との連携を積極的に進めていきます。
今回のインターンシップにご協力いただきました企業・団体の皆様に御礼申し上げます。