メディアは私たちの生活に欠かせません。テレビやラジオ、新聞や雑誌、インターネットやSNSなど、さまざまなメディアが私たちに情報や知識、感動や楽しみを提供してくれます。現代のメディアは単に受信するだけのものではありません。私たち自身も、メディアを通じて自分の考えや感情、創造力や表現力を発信することができます。メディアは、私たちと社会とのつながりを作り出すものでもあります。

メディア学科の6分野

目白大学メディア学部メディア学科は、メディア全般を扱う学科です。非常に幅広い「メディア」という学問領域を6つの分野に整理しました。それぞれの分野では、関連する知識や技術を学ぶとともに、実践的な演習やプロジェクトを通じて応用力や創造力を養います。以下に、6つの分野の概要を紹介します。

メディア社会分野

メディアが社会に及ぼす影響や役割について学びます。メディア史やメディア理論、政策や倫理などを通じて、メディアがどのように社会を形成し、社会がどのようにメディアを利用するかを考えます。
主な科目:ジャーナリズム論、出版メディア論、メディア社会論、メディアと社会心理、多文化共生とメディア

メディア文化分野

メディアが生み出す文化やコンテンツについて学びます。映画やドラマ、アニメやゲーム、音楽や漫画など、さまざまなジャンルのメディア作品を分析し、その背景や意味、価値を探ります。
主な科目:放送論、ラジオ番組論、コンテンツ産業論、サブカルチャー論、メディア文化論、広告論、広告・PR論、広告表現演習

インタラクティブメディア分野

イベント企画や地域メディアなどについて学びます。ウェブサイトやソーシャルメディアなどの運用方法を学ぶとともに、ユーザーとのインタラクションやコミュニケーションの仕方を考えます。
主な科目:イベント概論、イベントプロデュース論、イベント制作演習、メディアプロモーション論、地域メディア論、情報社会論、インターネット・コミュニケーション論、コミュニケーションデザイン

メディアクリエーション分野

メディア作品を自ら制作することについて学びます。写真、イラスト、グラフィックなどの表現方法や技法を学ぶとともに、オリジナルのコンテンツを企画し、制作し、発表します。
主な科目:造形入門、デザイン演習、美術史、写真論、アニメーション論、アニメーション制作演習、アニメーション制作応用演習、サウンド制作演習、サウンド分析演習、メディアアート

映像表現分野

映像制作の基礎から応用までをカバーし、カメラワークや編集などの技術を身につけます。ドキュメンタリーやフィクション、CMやPVなど、さまざまなジャンルの映像作品を制作します。
主な科目:映像表現論、映画論、映像制作演習、映像制作応用演習、ショートフィルム論、映像制作技術論、映像表現技法

情報デザイン分野

プログラミングや情報をわかりやすく伝えるためのデザインについて学びます。情報の収集や整理、分析や評価などの方法を学ぶとともに、情報を視覚的に表現するデータビジュアライゼーションなどの考え方や手法を学びます。
主な科目:メディア情報論、Webデザイン、インタフェース論、情報ネットワーク論、システム構築演習、プログラミング基礎、プログラミング応用、アプリケーション開発、デジタルコンテンツ開発、デジタル・アーカイブ論

組み合わせて学ぶ

メディア学科の学びでは、これら6つの分野から2つを選択します。2つの分野を組み合わせることで、自分だけのオリジナルなメディア表現を生み出すことができます。例えば、メディア社会分野と映像表現分野を組み合わせれば、社会的なテーマを映像化することができます。メディア文化分野とインタラクティブメディア分野を組み合わせれば、文化的なコンテンツをインタラクティブに展開することができます。メディアクリエーション分野と情報デザイン分野を組み合わせれば、クリエイティブな情報伝達を行うことができます。メディア学科では、自分の学びを自由に選択して、自分の得意な分野を深めることができます

目白大学メディア学部メディア学科では、メディアに関する高度な知識やスキルを身につけることができます。メディアに興味がある方、メディアを通じて自分の表現力や創造力を発揮したい方、メディアを使って社会に貢献したい方は、ぜひ入学してみてください。メディアのプロフェッショナルを目指すための最高の環境がここにあります。