2022年11月18日、牛山佳菜代ゼミの2年生と3年生が、静岡県浜松市立佐久間中学校とオンライン交流会を開催しました。この交流会は、ICT利用者における情報リテラシーやモラル、セキュリティの啓発手法の研究及び支援活動を行っている株式会社ラック サイバー・グリッド・ジャパン ICT利用環境啓発支援室との連携のもと、行われたものです。
今回の記事は3年生の中谷海優さんが執筆しました。

オンライン交流会の流れ

今回の交流会は、大学生20人、中学生20人の合計40人でZoomを使って行いました。今回の内容は、佐久間中学校の生徒一人一人が、自分たちの住んでいる地域の課題解決をテーマとして探究したものを、各グループに分かれプレゼンし、私たち大学生がそのプレゼンに対してアドバイスや講評を行うというものです。

    大まかな流れ
  • 関係者挨拶、スケジュール説明
  • 大学生からの大学・ゼミ紹介
  • ブレイクアウトルームにて中学生からのプレゼン&大学生からのコメント
  • 大学生からの総評

大学生による学部・ゼミ紹介

中学生のプレゼンを聞いて

私たちのグループでは、4名の中学生から、地域の現状の説明、生息している魚の種類、魚の駆除や利用法、廃校の具体的な活用法、神社の歴史、伝統のお面についてのプレゼンがありました。プレゼン資料は、導入部分の動機付けから、調べてわかった課題、そしてその課題に対する自分なりの解決策をしっかりと組み込み、画像を用いてわかりやすく作られていました。さらに、内容によってはアンケート調査を行っていたり、分野に詳しい人にインタビューを行っていたりと根拠がしっかりしていて、説得力のある内容で驚きました。
普段私たちが数人で作り上げているプレゼン資料を、中学生の皆さんは一人で作り上げたという事が驚きでもあり、私自身とても刺激を受けました。
中学生の素晴らしいプレゼンと大学生の親身なアドバイスで、ディスカッションとして設けられていた時間に収まりきらずに終わってしまったグループもあったため、再度ブレイクアウトルームに戻るという場面もありましたが、無事中学生全員のプレゼンを終えることができました。

全体に戻り最後に、各グループの3年生がコメント、そして全体の挨拶として2年副ゼミ長が締めてくれました。交流会が始まる前のZoomでは、中学生が手を振ってくれたりと可愛らしい場面もあり、和やかな気持ちになりました。1時間という短い時間であったため、かなりドタバタでしたが、とても貴重な時間と経験でした。

大学生は大学キャンパスから交流会に参加

短い時間の中で頑張ってプレゼンをしてくれた佐久間中学校の生徒の皆さん、佐久間中学校の先生方、貴重な機会を設けてくださった株式会社ラックの皆さん、本当にありがとうございました。