2026年3月16日、牛山佳菜代ゼミの新3年生と新4年生25名が、島根県津和野町立日原(にちはら)中学校とのオンライン交流会に参加しました。この交流会は、ICT利用者における情報リテラシーやモラル、セキュリティの啓発手法の研究及び支援活動を行っている株式会社ラック サイバー・グリッド・ジャパン ICT利用環境啓発支援室(3月時点)と連携して毎年行われているものです。

牛山ゼミの活動テーマは、「多様なメディアを活用した地域・都市活性化の実践」です。その活動の一環として、2020年度から株式会社ラックと連携し、北海道の中高齢者、静岡県・島根県の中学校を対象にしたオンラインセミナーなどを企画開催してきました。今回は、そのコンセプトを活かして、異なる世代や地域の考え方を知り、メディアと地域をつなげるゼミ活動に向けて視野を広げる機会とすることを目的に、株式会社ラックが開発した情報リテラシーカードゲーム「リテらっこ」を使って中学生との交流を行いました。

今回の記事は、4年生の佐野夏奈子さんが執筆しました。

学生レポート

今回の交流会では、地域活性化を学んでいるゼミとして、東京とは異なる地域や世代との交流で視野を広げていくこと、そして、ゼミの目標でもある責任ある担い手になるために、ゲームを通して情報発信に重要なリテラシーを身につけることを目標として中学生の皆さんと共に学びを深める一日を目指しました。

当日の流れ

  • 日原中学校の皆さんから島根県と津和野町について紹介
  • ゼミ生から目白大学と牛山ゼミの紹介
  • 株式会社ラックの皆様による情報リテラシー講座
  • オンラインリテらっこゲーム実施

日原中学校の皆さんから島根県と津和野町について紹介

交流会を行う前にまずはお互いについて知ろう!ということで、まずは日原中学校の生徒の皆さんから島根県と津和野町について紹介していただきました。
驚いたのは、中学生の皆さんのプレゼン力の高さ!発表資料がとても作り込まれていて分かりやすく、私たちがいつも使っているアプリを自由自在に使いこなしていました…!
プレゼンの最後には内容にまつわるクイズを用意してくれるなど、構成も非常に凝っていて、そのプレゼン力の高さにゼミ生一同、圧倒されるばかりでした!
東京都からは新幹線や飛行機でアクセスできるとのことで、遠く離れた島根県や津和野町をとても身近に感じることができた時間でした。

ゼミ生から目白大学と牛山ゼミの紹介

次に、ゼミ生から大学やゼミの紹介を行いました。
目白大学の紹介は3年生が担当し、大学とはそもそもどんなところなのか、目白大学の新宿キャンパスはどんなところにあるのかを説明しました。
続いて4年生からは牛山ゼミの紹介を行いました。私たちが日々取り組んでいるプロジェクトの内容や進め方を説明しました。中学生の皆さんに、私たちの活動のワクワク感が少しでも伝わっていたら嬉しいです。

株式会社ラックの皆様による情報リテラシー講座

続いて、今回交流会を主催していただいた株式会社ラックの皆様から、情報リテラシーについての講座をしていただきました。
パスワードを使い回すことの危険性や、単純な数字のみのパスワードがいかに簡単に突破されてしまうかなど、身近に潜むリスクについて改めて身が引き締まる思いでした。
また、SNSでの情報発信についても、「〜だろう」という主観的な判断ではなく、「〜かもしれない」と多角的に考えることで、自分や周りのプライバシーを守ることにつながるのだと再確認しました。

オンラインリテらっこゲーム実施!

講義の後はチームに分かれ学んだ知識を活かして、ゲーム「リテらっこ」を実施しました!
リテらっことは株式会社ラックさんが開発した、情報リテラシーについて主体的に学ぶことができるカードゲームです。
カードを使いながら実際に起こるトラブルに対応していくことで、ゲームとして楽しみながら今のデジタル社会で大切な情報リテラシーを自然と身につけることができます。
今回はオンラインでの実施ということでラックの皆さんにカードを画面上に写していただきながら行っていきました。

🦦ゲームの流れ🌊

1.トラブル(お題)の提示
「SNSグループに知らない人が入ってきた」「不適切な動画を投稿された」など、現実に起こりうる問題が書かれたインシデントカードを確認します。

2.アクションを選ぶ
「設定を見直す」や「削除を求める」などの手元にある8枚のアクションカードの中から、その状況を切り抜けるために最も有効だと思える1枚を各自が選びます。

3.アイデアの言語化と共有
なぜそのカードを選んだのか、それによってどのように事態を収束させるのかといった根拠を説明します。
考えることを楽しみ、自分たちの考えを言葉にして他者に伝えるプロセスを大切にしながら共有を行っていきます!

4.グッドアクションの選出
それぞれのチームのプレゼンを聞いた後、最も納得感があったものや、新しい気づきを与えてくれたチームが、らっコインをゲット!最終的にコインが多かったチームの勝ちとなります。

今回は時間の関係で2ゲームとなってしまいましたが、アクションカードをさまざまな視点から捉えたり、対処の方法を説明することで新しい発想力を身につけることができました。
中学生のみなさんからは私たちでは思い付かない新しいアイデアもあり、とても充実した時間となりました。

ゼミ生からは、
「中学生と交流ができて嬉しかったし、技術に驚いた!」という声や、「ゲームを通し、これから何か問題が起こっても冷静に対処できる力が身についた!」という声がありました。

この交流会で得た視点を今後のゼミ活動や普段の生活にも活かしていきたいと思います!

改めて、日原中学校の皆様、株式会社ラックの皆様、貴重な機会をいただきありがとうございました。

メディアを学ぶ。社会とつながる。
目白大学メディア学部社会連携プログラム