ACジャパン広告学生賞とは、若い世代が広告制作を通して公共広告への理解を深め、公への意識を育むことを目的に行われているコンペです。

石川ゼミの活動では、第20回ACジャパン広告学生賞に向けて作品制作に取り組んできました。その結果、3年砂場千優さん、中居果穏さんのチーム、2年池田あかりさん、甲斐万尋さんのチームが新聞広告部門で優秀賞に、3年山口京華さん、岸本航成さん、永井杏梨さんのチームがテレビCM部門で奨励賞に選ばれました。*学年は2024年3月時点

また、3月27日に渋谷で開催された表彰式では、砂場千優さんが優秀賞受賞者を代表して壇上で表彰状を授与されました。

受賞した学生の声

Q.受賞の知らせを聞いた時の心境は?

砂場・中居チーム
とても嬉しかったです。また、自信もあったしとても力を入れて取り組んだので誇らしい気持ちでした。

池田・甲斐チーム
メールで結果を知ったのですが、正直制作も提出もバタバタだったのでまさか私たちの作品が?!と疑うくらいビックリしました。

山口・岸本・永井チーム
初めて映像作品で賞をとることができたので嬉しかった。撮影や編集など大変なこともあったがこのメンバーで乗り越えることが出来てよかった。

Q. 制作でこだわったことや苦心したことは?

砂場・中居チーム
テーマである薬というイメージを強くするために実際に錠剤やカプセルを使用して撮影しました。多くの錠剤やカプセルを並べ、「消えたい」という文字が見えながらも、周りの無造作に並べた薬に紛れるような配置にするための微調整にこだわりました。

作品名「飲み込んだのは」  テーマ「オーバードーズ」

池田・甲斐チーム
まずテーマを決めるのが大変でした。話してるうちにいろんなアイデアは出てくるけどまとまらず、話してはまた話してという繰り返しをしていた記憶があります。最後もデザインの修正で締切ギリギリになってしまいました。でも、その分やりがいがあって制作して良かったと思いました。

作品名「バズる方が大事ですか。」  テーマ「画像投稿」

山口・岸本・永井チーム
音楽がヘッドホンから流れているということを伝えるために、いろんな楽曲を調べて1曲1曲映像にあててみて探しました。BGMと間違えられないような楽曲を、著作権に抵触しない条件で探し出すことに苦労しました。

作品名「告白?」  テーマ「ヘッドホン難聴」

学生たちは、今の時代ならではの社会問題から自分たちでテーマを見つけ、各チームで時間をかけ制作に取り組みました。今後も、身の回りや社会に対してひとと違う視点を持ち、気づきのある作品作りに挑戦していきます。 (取材・文 石川ゼミ3年広報部)

第20回ACジャパン広告学生賞の受賞作品はこちらのサイトから見ることができます。 https://www.ad-c.or.jp/campaign/cm/recruit.html