今年度、宮崎ゼミでは、西武台千葉中学校と中大連携活動を行っています。同校中学2年生が総合学習で取り組んでいるICTを活用した地域の魅力発見・発信する探究活動を宮崎ゼミの学生がサポートしています。

11月2日(土)、2回目の連携授業をオンラインで実施しました。テーマは「情報デザインを意識できるようになろう」で、中学生が作成したプレゼン資料をブラッシュアップするために、どのようにしたらいいのか、大学生からアドバイスを行いました。当日は、まず宮崎先生から情報デザインに関する講義が行われ、その後、グループごとに分かれて、プレゼン資料のブラッシュアップを行いました。

プレゼン資料にアドバイスする様子

中学生の多くはCanva(グラフィックデザインツール)を使ってプレゼン資料を作成しています。Canvaはオンライン上でリアルタイムに共有ができるので大学生から指摘されたところをその場で修正しながら、どんどんブラッシュアップしていくことができました。

授業は2時間ほどでしたが、どのグループもとても集中して作業していたので、あっという間に時間が過ぎたようです。次回は、ブラッシュアップされたプレゼン資料を使って中学生に発表してもらう予定です。

最後に中学生と大学生それぞれ代表者1名に感想を話してもらいました。

感想を話す様子

引き続き、中学生の皆さんが有意義な活動を行えるようサポートしていきます。

大学生の感想
  • 今回は中学生の皆さんとzoomでお話しするのが2回目でしたが、1回目の時よりも少し心を開いて活動に取り組んでもらえていた気がして嬉しかったです。今回大学生側から中学生の皆さんが作ったスライドについてアドバイスなどをさせて頂きましたが、今後資料を作る際に私たちのアドバイス等を参考にしていただけたらと思います。楽しい時間を過ごさせていただきました!ありがとうございました!(3年生 君塚栞さん)
  • 今回は2度目の中大連携活動だったので、前回よりもリラックスして取り組むことができました。前回同様中学生の皆さんは元気で明るく、前向きな姿勢で取り組んでいる姿がとても印象的でした。中学生のプレゼンテーションについての講評と、プレゼン資料のアドバイスでは、教えながら私たちも足りない点、さらに知識を深めなければいけない部分を見つけることができました。私たちが教えるだけでなくお互いに良い学びの機会になったと思います。次回の中大連携活動では、さらに多くのことを中学生に教えてあげられるよう私たちも準備していきたいです。(3年生 甘利花菜音さん)
中学校の先生からのコメント
  • 2回目ということもあり、また、大学生の皆さんが優しく接してくださっているということもあり、生徒たちもだいぶ慣れた様子で臨むことができていたと思います。いただいたアドバイスを踏まえ、少し手直しをしただけでより良いものになっていく様子は、生徒にとってはもちろんのこと、私たち教員にとっても良い学びになっています。今回のこの学びを様々な場で生かせるよう、今後も取り組んでいきたいと思います。(西武台千葉中学校 大野先生)

初回の連携授業の様子はこちら↓