現代社会では、あらゆる場面でプレゼンテーションスキルが不可欠となりました。メディア学科 専門教育科目のデジタル・プレゼンテーションⅠでは、プレゼンテーションを形成する大きな要素である「発表技法」に重点を置いた授業です。2024年度春学期の授業(月曜3限|科目担当: メディア学科 宮崎愛弓先生)では、36名が履修しました。

授業の概要

STEP3:説明型プレゼンの様子(オンラインホワイトボードツール「miro」を使い、リアルタイムでお互いのプレゼンに対してコメント・相互評価を行います)

この授業は、「STEP1:コミュニケーションとしてのプレゼンテーション」「STEP2:視覚資料を用いたプレゼンテーション」「STEP3:説明型プレゼンテーション」「STEP4:問題解決(提案)型プレゼンテーション」と、段階的に実社会における様々な場面を想定したプレゼンテーションを実践することで、スキル向上を目指します。

最終課題

今年度の最終課題(STEP4:問題解決(提案)型プレゼンテーション)では、「オープンキャンパス イベント提案」をテーマに、目白大学のオープンキャンパスに、より多くの高校生に訪れてもらうためのイベントを学生一人一人が企画しプレゼンを行いました。

プレゼンは2回に分けて行われ、36名中8名が優秀プレゼンに選ばれました。優秀プレゼン者は最終日に、入試広報課の職員やメディア学科PRプロジェクトリーダーに向けて、プレゼンを行いました。

優秀プレゼンの様子①
優秀プレゼンの様子②

プレゼン終了後、入試広報部 職員や学科PRプロジェクトリーダーからそれぞれ講評をいただきました。

入試広報部 職員による講評
学科PRプロジェクトリーダー4年生の白石さんからの講評

振り返りのコメント

授業終了後、授業全体を振り返り印象に残っていることや学んだことなどを振り返りました。コメントの一部を紹介します。

入試広報の方がいる中での発表だったので、普段は発表で緊張することはほとんどないのにとても緊張しました。前回見にくいと思ったスライドの修正をし、コメントでも見やすくなった!と言ってもらえたので嬉しかった。

実際に自分が考えた企画をいろんな人に講評してもらえてよかったです。もらった意見とか、他の人がもらっていた意見を踏まえてこれからのプレゼンに活かしていきたいです。みんなとてもおもしろい企画でした。

本から内容を要約し、それを手書きで絵や文章にすることで自分自身も理解力が深まるなと思った。そして相手に伝えるために何をどう書いて、話すかたくさん考えさせられた。もっと内容を理解し、手早く正確に物事を伝えられるようになりたいと思いました。人の心を動かすプレゼンを目指します!

プレゼンテーションは、自分の極端に得意なことと極端に苦手なことのどちらの要素も含んでいて最初は得意なところを活かすことだけを意識していた。しかし授業内で先生から学んだことや他の学生から受ける刺激により、苦手なことである資料作成に挑戦していけるようになった。この自分自身の変化が最も印象に残っている。

プレゼンのデザインについて学んだことが印象に残っています。情報を端的にわかりやすく伝えるために記載する情報量や配置、配色などの見やすくする平面構成を学び、デザインの苦手意識が少し改善されたと思います。

皆さん、お疲れ様でした!ぜひこの授業での学びを活かして、自分らしいプレゼンテーションを習得していってください!(メディア学科 助教 宮崎愛弓)