目白大学メディア学部メディア学科溝尻ゼミ生が企画・デザインしたオリジナルのドリンク自動販売機が、新宿キャンパス内に設置されました。
これは目白大学のキャラクター・メジゾーの認知度を高めるために、メジゾーをデザインした自動販売機を設置したい!という学生の声から始まったプロジェクトです。

もともとゼミ生たちは、最新の自動販売機を紹介する雑誌『ジハンキイズム』を制作し、2023年11月開催の同人誌即売会で頒布していました。

溝尻ゼミが同人誌イベント「文学フリマ東京37」に出展しました!

その後オリジナル自動販売機の企画・デザインへとプロジェクトはさらに進展していきます。
ゼミ生たちは自分たちで企画書を作り、大学の担当部署にプレゼンし、自動販売機業者の方々と何度も打ち合わせを重ねながら、実現に向けて取り組んできました。
デザインだけでなく、設置場所や販売するドリンクの中身まで在学生にアンケートを取り、検討を繰り返して、2024年6月自動販売機は無事完成しました。

メジゾーラッピング自動販売機は、目白大学新宿キャンパス4号館地下1階、メインアリーナ前に設置されています。ぜひご利用ください!

参加した学生の声

ゼミ内で出た前例のないアイデアに対して、否定する空気感もなく、実現するためにどうすればよいか考えた上で自分たちでアクションを起こすことができた。不透明な部分が多い中でも楽しみながら、ワクワクした気持ちでプロジェクトに臨めたのは良かった。新しい取り組みに、前向きなチャレンジ精神を持って取り組むことができた。 今までは前例のないことに対する挑戦に戸惑うこともあったため、今回のプロジェクトは気持ちの面でも大きく成長できた。

まさかこんなにうまく実現できるとは思っていなかったのが正直な感想です。今回のプロジェクトで学んだことは、やりたい!という自己中心的な考えだけではなく、学校や学生にとってメリットとなるような提案をすることがプロジェクト実現においては必要ということです。これからは後輩にも引き継ぎつつ、来年のメジゾー生誕20周年を勢いづけるような取り組みをしていきたいです。

メジゾー自販機のプロジェクトに協力することができて嬉しかったです。完成した自販機を見て、ゼミ生の一言が本当に現実のものになっていて感動しました。 このプロジェクトを実行するにあたって、大学の職員さんや企業様に協力していただけたことに感謝します。次は学生にメジゾー自販機を知ってもらい、使ってもらえるようなPR活動を頑張っていきたいです!

自販機雑誌の制作プロジェクトをきっかけに、周囲を巻き込みながら可能性を拡大していけたことはとても素敵なことだと思います。この活動はゼミ生だけで成し遂げることはできませんでした。学生課や管理課、入試広報部など多くの職員さんやコカ・コーラさんの協力があったからこそ、実現まで繋げることができました。ゼミのメンバーとしてこのプロジェクトに参加できたことを幸せに思います。

街に既に設置されている自販機を研究することから始めて、まさか自分たちで設置するまで深掘りしていくとは思ってもいなかったのですが、自販機1台設置するにも「そこに設置する理由」や「需要と供給」が合わないと難しい部分があるのだなと考えました。というのも、大学構内に置く際も現在の既存の自動販売機の利用状況や置いて欲しい中身のアンケートなどを行ない、根拠ある利用者のデータを元に進めていくことが多かったので、興味深かったです。