メディア学科溝尻ゼミの3年生10名が、2023年11月11日に開催された同人誌イベント「文学フリマ東京37」に出展しました。

今回溝尻ゼミの学生は「自動販売機の進化が止まらない」をテーマに、最新技術を使ったり、SDGsに配慮したものなど、さまざまな自動販売機を紹介する雑誌『ジハンキイズム』を制作・頒布しました。

学生たちは関東近辺の自動販売機を実地調査するとともに、自動販売機を使って面白い事業を展開している企業担当者にインタビューを行ない、その成果を32ページの雑誌にまとめました。また公式X(旧Twitter)やInstagramアカウントを開設し、撮影した写真などを発信してきました。

イベント当日は自分たちでブースを装飾し、来場者に声をかけながら、制作した雑誌の頒布を行ないました。その結果、用意した約200部をすべて頒布することができました。

参加した学生の声

最近では自販機を見つける度に「これはどんな商品があって、どんな特徴があるのだろう」と気になるほどになりました。やはり何かを突き詰めて調べると、目にするときの視点や気持ちにも変化があるのだなと分かりました。

これまで授業やゼミで取材を行ったことはあるが、初対面の人への取材は初めてだったので、改めて取材のルールやマナーを確認できた。授業などで理論的に学んでいた取材法を、今回2件の企業への取材を通して実践できたので、取材に対して自信をつけることができた。

イベント後、Xで実際に購入してくださった方のポストを20件以上見ることができて、自分たちが作ったものが誰かの手に届いていることを実感しました。

200部以上頒布できたのは、取材や広報などにそれぞれ尽力できたからだと思います。これはお互いに出し合う意見を否定するのではなく、互いの意見を肯定しながら組み合わせて面白くしようという心意気があったからだと思います。プロジェクトを通じてゼミのメンバーとの信頼関係が強くなったことも非常に良かったです。