2024年3月15日、勝野ゼミ2年生とたしざん*は春休み集中ゼミとして企画ワークショップ「アイデアのつくりかた」を行いました。ワークショップはそもそも問題解決とは何か?から始まり、問題原因の定義付けの重要性やアイデアの出し方を学び、個人やグループでそれぞれのアイデアを積み重ねながら課題に取り組みました。

アイデアのつくりかた

 初めにMiro**を使ったアイスブレイクを行った後、「アイデアとは何か」「問題の原因を解消する方法」「ゴールの設定」などアイデアを作り出すための基礎を学びました。
 次に課題として「若者がカラオケに行きたくなるには」というテーマでは、「いなかんちゅ」「確定申告」の2チームでアイデア作りを行いました。
 個人ワークでゴール設定や問題の根本原因の分析、課題を乗り越える方法を考えた後は「傾聴な姿勢」「皆、平等」「素直な感覚」「カンニング・パクリ推奨」のルールを守りながらグループワークを行いました。

アイデアの3原則(左)/Miroを利用したアイデアだし(右)

アイデア

・いなかんちゅ
 まず「歌が下手な人でも楽しめる場所」というゴールを設定し、それを実現するアイデアを出し合いました。その中で、歌の点数で比較されることや、恥ずかしいなどの課題に注目し、歌っていない時も楽しむことができる「カラオケ内で聴く側と歌う側の対戦」というアイデアを提案しました。

・確定申告
 若者は「歌の上手下手を個人評価」してしまうことがカラオケに行かない原因になっていると考えました。その中で”音程”に注目し、音程バーをステージにして、若者に人気のあるキャラクターを動かすゲームを提供するアイディアを考えました。

お疲れ様でした

参加学生コメント

 ゴール設定の方法や、議論のポイントなど、細かなところまで丁寧に教えて下さいました。話し合いが停滞した時も、たしざんの方々がヒントをくださって、みんなと協力しながら実践的に学ぶことができました。

たしざんコメント

 今回のワークショップで学んだことが全てではないため、今後試行錯誤する中で、自分に合っている手法を見つけてください。世の中は複雑化・多様化しており、個人はもちろん、チームでアイデアを作り上げる経験を積むことが重要になります。みなさん頑張ってください。

(勝野ゼミ3期生)

*株式会社たしざん(https://www.tashizan.jp
**Miro オンラインホワイトボード

勝野ゼミX(https://x.com/mjr_KatsunoZemi
勝野ゼミnote(https://note.com/mejiro_media2022/