映画を利用してリスクマネジメントを学ぶ、画期的な一書を共著により上梓しました。
映画は、主人公がさまざまな危機に陥って、あるいは自ら向かって、初めて物語がまわり始めます。つまり、映画は、主人公がどのようにして危険を回避し、危機を乗り越えていったかを語るものでもあったわけです。
その気づきから、本書『フランス映画に学ぶリスクマネジメント』(ミネルヴァ書房)は生まれました。
フランス映画の往年の名作から最近作までを題材に、主人公たちが危機に対処していった仕儀を検討し、それを人生にいかに生かしてゆくか。リスクマネジメントが専門の亀井克之関西大学教授と、杉原賢彦メディア学部准教授のふたりで、それぞれの専門分野を生かして執筆を図りました。

つきまして、7月22日(金) 18時より、本書をめぐる講演会を、公益財団法人 日仏会館ホールにて開催します。
本書中に採り上げた映画『パリよ、永遠に』(フォルカー・シュレンドルフ監督/2014年)の上映後、亀井と杉原の両名による対談形式の講演を行います。

講演会詳細
    講演題:フランス映画に学ぶリスクマネジメントとその可能性
    日時:2022年7月22日(金) 18:00 – 20:30
    場所:日仏会館ホール(https://www.mfjtokyo.or.jp/
    料金:無料
    主催:日本リスクマネジメント学会(https://jarms.jp/
    共催:(公財)日仏会館、関西大学経済・政治研究所 関西ファミリービジネスのBCMと東アジア戦略研究班、科学研究費 基盤研究(B)「被災後の中小企業経営者の健康問題と事業継続に関する日仏比較研究」、目白大学メディア学部
    協力:ミネルヴァ書房、テアトルプロモーション
    参照サイト:https://www.mfjtokyo.or.jp/events/co-sponsored/20220722.html
    問い合わせ先および申し込み先:日本リスクマネジメント学会(https://jarms.jp/

『フランス映画に学ぶリスクマネジメント』(ミネルヴァ書房)

『パリよ、永遠に』 ©2014 Film Oblige – Gaumont – Blueprint Film – Arte France Cinema