溝尻真也先生が分担執筆した『音楽化社会の現在―統計データで読み解くポピュラー音楽』が刊行されました。

溝尻真也先生が分担執筆した『音楽化社会の現在―統計データで読み解くポピュラー音楽』が刊行されました!

CD離れが叫ばれる昨今ですが、一方で、いまでも音楽は多くの若者たちにとって興味関心の対象であり続けています。では、2000年代以降の若者たちは、どのような音楽を、どのように聴いてきたのでしょうか。

本書は、2012年に実施した大規模な統計調査を元に、若者たちの音楽文化受容を読み解いた論文集です。溝尻先生は第7章「Media:音質へのこだわりとその行方」を担当しました。CDプレーヤーからiPod、そしてスマホへと、音楽再生メディアが目まぐるしく変化した2000年代、ユーザーの若者たちはこれらの機器に何を望んでいたのかを論じています。

『音楽化社会の現在―統計データで読み解くポピュラー音楽』
  • 編著者:南田勝也・木島由晶・永井純一・小川博司
  • 執筆者:溝尻真也・小川豊武
  • 発行:新曜社
  • 発行年月:2019年4月