メディア学部メディア学科、原克彦教授が監修した小学校の児童向けの書籍『一人一台時代の情報モラル1:そのパスワード、人に教えていいの?』が汐文社から2月14日に刊行されました。

2018年4月に同教授が監修した『気をつけよう! 情報モラル第2期』から4年が経過し、その間に小中学校では文部科学省のGIGAスクール構想が急ピッチで進められ、タブレットパソコンなどが児童生徒に1人1台配布されました。学校だけでなく、自宅に持ち帰った端末の利活用も増え、これまで以上に情報モラルの理解と生活に役立つ使い方を身に着けることが必要になってきました。本書は、これからの子どもたちに必要な情報モラルの第一歩を分かりやすく解説したもので、3分冊構成になっています。

1冊目は、自分だけの端末を活用することになった子供たちに、大切なIDとパスワードを友だちに教えていいだろうか、大人も使っているフリーWi-Fiはどのような仕組みになっているのだろうか、それは安全なのかなど、その端末を安全に有効に使うために気をつけたいことを伝えます。分かりやすいイラストと説明、統計データなどを利用した興味深い内容になっています。大学生から子供たちに伝えたいメッセージなども掲載されています。2冊目も刊行間近です。

『1人1台時代の情報モラル:1.そのパスワード、人に教えていいの?』
監修: 原 克彦
文: 秋山浩子
絵: ヤマネアヤ
デザイン: 小沼宏之[Gibbon]
協力: 株式会社教育ネット、東京都葛飾区教育委員会、目白大学メディア学科のみなさん他
発行: 汐文社

『一人一台時代の情報モラル1:そのパスワード、人に教えていいの?』
https://www.choubunsha.com/book/9784811329260.php

『気をつけよう! 情報モラル第2期』
https://www.choubunsha.com/book/9784811311777.php

「試し読み」
https://www.choubunsha.com/book/5dd42c39465e5a9c7f7744d21e8d23321985b4ab.pdf