2年生のクラス選択の時期がやってきました! メディア学科にはどんなクラスがあるのでしょう? 今回は吉田則昭クラスではどんなことを学べるのか、吉田先生にお話を伺いました。

社会・文化・歴史からみたメディア研究と調査

吉田クラスでは、社会学、メディア史、大衆文化に関する調査・研究に取り組んでいます。2019年度からメンバー6人で始めた新しいクラスです。

主な研究領域は、3つあります。

  1. メディアおよびメディアコンテンツの調査・研究(メディア文化)
  2. メディアの過去・現在・未来の歴史研究(メディア史)
  3. 人々のメディア利用の調査・研究(オーディエンス研究

※ここでいうオーディエンスとは、読者、視聴者、消費者など情報の受け手を指します。

今年度は、メディア文化研究として、「マンガ・アニメの調査・研究」を進めています。春学期は、まずメンバーらが各自、自分の関心あるマンガ、アニメについて報告してもらい、秋学期から皆で取り組める共通テーマを探していきます。メンバーは、マンガ・アニメの作品分析のほか、ゲーム、映画、音楽の他メディアとのメディア・ミックス状況や、二次創作、2.5次元(マンガ・アニメなどの舞台芸術)、聖地巡礼(街歩き)など人々のメディア利用をメディアの受け手(オーディエンス)から調べています。

日頃から研究テーマを立て続け、調査によって仮説から検証までを行う一連の作業が好きな学生には、うってつけのクラスです。

ある日の報告会の様子。
吉田先生については以下の記事をチェック!