2024年11月26日(火)、2024年度メディア学部インターンシップ報告会を本学新宿キャンパスで開催しました。2024年度に研修に参加した79名の学生が、インターンシップごとのグループに分かれ成果を報告しました。当日は、これからインターンシップを予定している2年生、お世話になった研修先や協力企業・団体の方々も招聘し、多くの方に参加いただきました。

成果を報告した学生たちは、9月と10月に参加したインターンシップ振り返りワークショップの内容をもとに、研修中に苦労した点や工夫した点、考え方が変化したきっかけなどをわかりやすく発表していました。

学生による発表
学生による発表

企業・団体の方からの講評

学生による成果報告の後、学科長や研修先の方々から講評をいただきました。

学科長からの講評(メディア学科 平山 秀昭 教授)
企業の方からの講評(株式会社H14 柳元 広樹 様)
閉会の挨拶(メディア学科 三上 義一 教授)

最後に学部長による閉会の挨拶で報告会は終了しました。

発表した学生の感想

報告会で発表した学生のコメントの一部を紹介します。(インターンシップ報告会 振り返りより)

振り返って改善することが大切であるというお話を聴き、インターンが終わってから行ったワークショップや今回の報告会がとても大切であると実感した。自分だけで振り返るのではなく、今回のように活動を他者と共有することで、改めてインターンを通して得られたことや今後に活かしていきたいことを見つけることができたと考える。

各々がインターンシップの中で学びを見つけ、今後の就職活動を見据えた振り返りが出来ていることがわかりました。インターンシップに参加する意義やその成果について自分自身が理解・体験するだけではなく、他の人の視点からも考えることができる貴重な機会だったと感じています。

実際にインターンシップに参加することで、自分の適性を知ることができたり業界についての知識が深まったりするだけでなく、その職場がどのような雰囲気なのかについても知ることができるということが印象に残った。また、多くの発表で「コミュニケーションの大切さ」に触れていることに気付き、どの環境においてもコミュニケーション能力は必須になってくるのだと考えた。

印象に残ったことは、インターンシップによって得られる能力や経験は全く異なることです。ポスターや動画などの制作物1つにしても、インターンシップやグループによって成果物の内容が異なっていると感じました。アプローチの仕方やターゲットによって内容は変わるので、1ヶ所だけ行って満足せずに様々なインターンにチャレンジするべきであると考えました。また、今回の報告会の内容を聞いて、自分が知らなかった業種や内容のインターンがたくさんあったことが印象に残ったので、もっと情報収集をして参加して経験を積み、自分に合った仕事を見つけたいと考えます。

2年生からのコメント

先輩の成果報告を聞いた2年生のコメントの一部を紹介します。

社会人としての報連相の重要性を話しているグループが多く、今から注意して行うことで今後役立っていくと感じました。私自身、まだ将来のプランが明確に立っていませんが、迷っている人ややりたいことが決まっていない人も興味のあることにまずは挑戦してみる、目の前にあるインターンにとりあえず参加してみることが大切だと理解しました。

インターンシップでは、目標を設定して計画的に行動する習慣を得て、実践的な学びを深めたい。また、積極的にコミュニケーションを取ることで、周囲の考えや価値観を引き出し、チームとして効果的に成果を上げることを目指したい。また、自分に合った役割や業務を見極める姿勢を持ち、主体性を発揮して取り組むことで、インターンシップをより充実したものにしたい。

今までは、ただガクチカのためだけにインターンシップをやった方がいいなと考えていたが、今回の講義では、自分で意識的に学んでいけばとても成長ができるいい場だと考えることができた。また、就活の前にインターンシップを通して、社会について理解していくことは大切だと思った。

メディア学部のインターンシップは今年度で5年目となり、メディア学部の前身であるメディア表現学科から通算すると16年目になります。大学と社会を繋ぐ架け橋として、メディア学部は今後もインターンシップを推進していきます。

メディアを学ぶ。社会とつながる。
目白大学メディア学部社会連携プログラム