メディア学部では、毎年、さまざまな企業・自治体・団体と連携し学部独自のインターンシップを企画し、学生の参加を促進しています。今年度もイベント、映像企画・制作、SNS運用など多岐にわたるプログラムを企画し、計78名の学生が学部インターンシップに参加しました。その参加学生を対象としたインターンシップ振り返りワークショップを実施しました。
インターンシップ振り返りワークショップとは?
当ワークショップは、今年度から本学科の新たな試みとして助教の宮崎先生がコーディネーターとなり、企画・実施されました。この夏にインターンシップに参加した学生が参加研修の枠を超えて研修で得られた成果や学びを他者とともに振り返ります。
ワークショップの目的
・他者の視点から自身の行動を見つめ直すことで、気づきを得る(学びを深める)
・具体的な成果や課題を明らかにすることで、その後の学習や進路形成につなげる
ワークショップは9月28日(土)と10月26日(土)の2回に分けて実施され、学生はインターンシップごとに指定された日程に参加しました。
インターンシップの体験を可視化・他者と共有する
今回のワークショップの特徴は、インターンシップの体験を可視化するワークシートを使い、それを他者と共有・対話するところにあります。研修内容だけでなく、実際の行動、思考や感情と合わせて振り返ることで、共感できる部分や異なる視点の考え方を知り、さまざまな気づきを得ることができます。
最初はインターンシップごとのグループ内で振り返りを共有しました。その後、代表者1名がディスカッションにより得られた気づきを発表し、教員からフィードバックを行いました。さらに、異なるインターンに参加した人と2人1組のペアに分かれて振り返りを共有しました。






ワークショップ当日は、昨年の学部インターンシップを経験した4年生3名がサポートを務め、3年生の発表に対しコメントをする場面もありました。質問力を高める重要性や、学部インターンシップで得られた人間関係を積極的に活用しようなどのアドバイスをしていました。また、こちらの記事に使用している写真も4年生が撮影してくれました。
- 様々なインターンの体験談を聞いてそれぞれに特徴があって、働くといっても多様な働き方があるということがわかりました。
- 他のインターンに参加した人達の話を聞き、自分では経験できなかったことや学びを知ることができた。インターンごとに取り組んでいた内容や環境が全然違うことは知っていたが、どんな雰囲気でどんなことを得られたのか詳しく聞くことができ、とても参考になった。
- 同じインターンに参加したメンバーだけでなく、他のインターンに参加した人の感想や考えを聞くことによって、新たな考えを得ることができた。また、就活に向けたモチベーションを上げることができるいい機会になった。
- 文字に書き起こしたり、他者にインターンシップでの体験を共有したことにより、気づいていなかった自分の成長や能力を発見することができました。また、自分には積極性が足りないということを知ることができました。
- 同じインターンシップでも、それぞれ体験して気がついたことや感じたことが違ったことが印象に残った。みんなとの話し合いを通して、いろんなことを吸収できたインターンシップに参加してよかったと改めて思った。
ワークショップに参加した皆さん、お疲れ様でした!
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目白大学メディア学部社会連携プログラム