メディア学部メディア学科3年生が、新潟県魚沼市の北部、守門地域での企業インターンシップに参加し、メディアで地方を盛り上げる取り組みを行いました。

メディアで地方を盛り上げる

この取り組みは、現地の「元気すもんプロジェクトチーム」によるサポートの元、企業インターンシップを通して企業や地域が抱える課題解決について地元の方々と一緒に考え、SNSなどのメディアで魅力発信のためのPR活動を実際に行うものです。

学生を受け入れていただいたのは、玉川酒造(株)さんと一般財団法人 魚沼農耕舎さん。玉川酒造は1673年創業で新潟県で3番目に古い蔵元です。雪を活用した雪中貯蔵庫もあり、多くの日本酒を生産しています。魚沼農耕舎は魚沼市北部地域の受け手のいない農地を預かり、米やそばなどを栽培。農地の維持と継承を第一に考えた農業を実践しています。

インターンシップの概要と成果物

メディア学科の3年生は3名ずつ2社のインターンシップに参加。8月にオンラインで各企業の方から現状や課題、PRしたい内容についてヒアリングを行い、それを元にチームで発信方法を企画しました。9月5〜7日の現地研修では、実際に現地の人と触れ合い、生産過程を体験したり土地の風土や生産者の思いを確認するなど、企業や商品への造詣を深めながら取材や撮影を実施。制作に向け素材を集めるとともにKPIの設定も行いました。

玉川酒造チームは目玉商品「イットキー」の紹介動画を制作しました。日本酒では珍しい甘酸っぱい味の特徴を活かし、おつまみに駄菓子を提案。実際にお酒を呑みながらどの駄菓子が合うか食べ比べ、試行錯誤の末「イットキー」に合うおつまみランキングを作り、完成した動画を各自のTikTokアカウントで投稿し総再生回数1万回を目指しました。

玉川酒造さんにて(左)/撮影の様子(中央)/制作した動画(右)

魚沼農耕舎チームは「新潟の入りたい企業ナンバー1 になる」という農耕舎の掲げる目標達成に近づけるよう、若者に向けた TikTok投稿や商品に貼付するQRコード用動画の制作を行いました。実際に体験したことで感じた農耕舎さんの「美味しいものを届けたい」という熱い思いや魚沼の魅力を届けることができるような動画を目指しました。

稲刈りの体験(左)/商品の袋詰め作業(中央)/制作した動画(右)

メディア学部では、これからも地域や企業との連携を積極的に進めていきます。今回の研修にご協力いただきました企業・団体の皆さまに御礼申し上げます。

元気すもんプロジェクトチーム
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