2年生のクラス選択の時期がやってきました! メディア学科にはどんなクラスがあるのでしょう? 今回は溝尻真也クラスではどんなことを学べるのか、溝尻先生にお話を伺いました。

身近な文化を調べる・考える・発信する

溝尻クラスは、「身近な文化を調べる・考える・発信する」をテーマに、毎年さまざまな調査を行っています。これまでに、ある年は神社と地域のかかわりを調べるために神主さんにインタビューをしたり、ある年は「フェス」と呼ばれる大規模イベントにフィールドワークに出かけ、主催者や来場者に話を聞いたりしました。何をどのように調べるか、毎年メンバーでディスカッションを重ねながら、調査計画を練り上げていきます。

これまでに作ってきた雑誌。

調査の成果は雑誌の形にまとめ、コミックマーケットやCOMITIA、文学フリマなどの同人誌即売会で頒布しています。1人でも多くの方に読んでもらえるよう、表紙のレイアウトから、当日ブースに掲示するポスターまで、どのようにデザインすれば来場者の興味を引くことができるかを考えています。

見事、用意した雑誌を完売することができました!

また「メディアを使って表現する楽しさを、もっと多くの人に知ってほしい!」という考え方のもと、地域のお年寄りや子どもたちと一緒にメディアを使った作品制作をおこなう地域活動なども、積極的に企画・実施しています。

たとえば、小学生にiPadを使った写真ストーリーの制作に挑戦してもらったり、お年寄りの方々に地域の思い出をラジオ作品にして語ってもらったりなど、大学外のさまざまな方々とコミュニケーションをしながら、メディアの楽しみ方の可能性を追求しています。

小学生とiPadを使った物語づくりに挑戦!

「調べる、考える、発信する」を合言葉に、今年も積極的に大学の外に飛び出して活動しています!