メディア学科溝尻ゼミ3年生の10名が、2024年12月1日に開催された同人誌即売会「文学フリマ東京39」に出展しました。
今回溝尻ゼミの学生は街路灯の魅力を発信する情報誌『マチアカリ~人と街を明るく照らす街灯〜』を制作し、頒布しました。

学生たちは約半年のあいだ何度も話し合いを重ねながら、100ヶ所近い東京の商店街で街路灯の写真を撮り集めるとともに、珍しい街路灯を設置している商店街の担当者や街路灯の製造会社へインタビューを行ない、その成果を44ページの雑誌にまとめました。
またXやInstagramにアカウントを開設し、撮り集めた写真の一部を投稿したり、雑誌のPRを行ないました。
イベント当日は自分たちでブースの装飾を行ない、来場者に積極的に声をかけて自分たちの雑誌の説明をしました。その結果1日で155部を頒布することができました。
参加した学生の声
企画立案の段階ではそれぞれがいろいろなアイデアを出し、話し合いを重ね、お互いにプレゼンをしっかりとすることで、その後の制作段階のことがイメージできる状態で納得のいく企画を立てることができた点がとてもよかったと思います。
街灯紹介のページでは既存のデザインを参考にしながら、街灯写真が映えるような色選択や写真加工をして、細部までこだわったページを作ることができた。良かった点は、即売会場で読者からの声を実際に聞くことができた点である。「すごくいい本だと思います」と感想を言ってくださった最初の購入者の方を忘れることができない。
今回のプロジェクトではSNS班として、広報の役割を果たすことができました。
最初はSNSをどう進めていけばいいのか全くわからなかったのですが、先輩方からアドバイスをいただき、文学フリマ当日までの1、2週間は特に力を入れて画像を投稿し、多くの反応をいただきました。当日SNSを見たお客さんから「この本を狙っていた」と言っていただけたので、広報の役割を果たすことができたと感じています。