メディア学部では、メディアの学びを社会で実践する社会連携プログラム「mediaction(メディアクション)」を行っています。この記事では、一般社団法人新宿観光振興協会とのインターンシップでの取り組みを紹介します。

メディア学部生が、一般社団法人新宿観光振興協会の公認インスタグラムアカウント「まるっと新宿なび」を運営しています。学生ならではの視点を活かし、新宿区の魅力を同世代の若者に向けて発信することを目指し、定期的に投稿を行っています。このインターンシップでは、株式会社たしざんのアドバイスのもと、企画から制作、アカウント運営までの実務を通じて、実践的なスキルを習得することができます。

新宿☕カジュアリ

3期生が考案した、「新宿☕カジュアリ」をコンセプトにインスタグラムを運用しています。「新宿カジュアリ」は「新宿でカジュアルにすごすのもアリじゃない?」という意味を込めた造語です。着飾らないリラックスした雰囲気を表現するために、新たなキャラクター「かとちゃん&コルク(アイキャッチ画像)」をデザインしました。コーヒーカップのマークは「新宿で一息ついて、リラックスしよう」という気持ちを込めています。新宿は、人混みや繁華街など派手なイメージが強い場所です。しかし、私たちはそのイメージに対して、リラックスできる場所を紹介しています。その対比を通して新宿の持つ別の魅力を伝え、多くの人に新宿の新たな魅力を知ってもらいたいという意図があります。

企画から投稿まで 

このインターンシップでは、グループで1つの投稿を約1ヶ月半かけて作成します。メンバー全員に役職が割り振られ、取材先との連絡などの担当も細かく決めています。まず、アカウントのコンセプトに合った取材先を選定し、アポ取りを行いますが、これが最も難しい作業です。取材では写真や動画を撮影し、現地で感じた魅力を投稿で伝えるために記録を取ります。取材後は画像や文章の制作、確認作業を経て、取材先にも確認してもらい、修正が完了したらいよいよ投稿です。長い制作期間を経て投稿できた瞬間は、大きな達成感が得られ、非常にやりがいのあるインターンシップです。

企画から投稿まで

私たちはこのインターンシップを通じて、メディアの力を活用して社会とのつながりを創出する貴重な機会を経験し、数多くの学びを得ることができました。

(インターンシップ3期生)