8月2日(金)、千葉工業大学 産官学連携協議会が主催する企業向けの研修会において、本学科 助教の宮崎愛弓先生が講師を担当しました。

「新しいインターンシップのカタチ」をテーマとする研修会では、他社と協同でインターンシップを企画する新たな試みです。1グループ3〜4社の複数の企業が混合するグループで、ディスカッションやアイデア出しを行うワークショップ形式で進められました。

アイデア出しの様子

研修会の概要

1日を通じて行われた研修会は、午前中に宮崎先生から、2022年に定義されたインターンシップと25年卒予定の大学生のインターンシップ参加実態、本学メディア学部におけるインターンシップの取り組みを中心に講話が行われました。その後、グループ内で各社が過去に実施したインターンシップについて意見交換を行いました。午後は、デザイン思考によるアイデア出しでグループごとにインターンシップを企画しました。デザイン思考は、ありたい姿や未来像を創造するために現実性や実現度よりも可能性や面白いと思えることを優先する、バックキャスティングによる思考法です。

各社のインターンシップの取り組みについて共有・意見交換する様子
学生と社員が意見交換する様子①
学生と社員が意見交換する様子②

研修会では、本学メディア学部メディア学科3年生2名がワークのサポートを務めました。社員の皆さんと積極的にコミュニケーションをとってくれたおかげで、現役大学生の声を直接聞けたことも好評のようでした。

企画アイデア発表

最後に企画案をグループごとに発表してもらいました。「『最強の泥団子』をつくろう!!」「合同企業バーチャル4Dインターンシップ」といった、既存のインターンシップにはなさそうな独創的な企画が数多く挙がりました。

グループごとに企画をプレゼンする様子

初対面でのグループワークでしたが、終始話し合いが活発に進んでいる様子でした。通常業務では中々取り組むことのできない、バックキャスティングによるアイデア出しが刺激になったようです。ご参加いただいた企業の皆さま、サポート学生によって、研修会は盛会のうちに幕を閉じました。

企業の皆さま、お疲れ様でした。みなさまの益々のご健勝を祈念しております。