12月19日(火)、メディア学科牛山ゼミ2・3・4年生が宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校、宮崎県立高千穂高等学校との交流会を行いました。 今回の記事は、メディア学科4年の宮本真鈴さんが執筆しました。

学生レポート

12月19日(火)、宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校、宮崎県立高千穂高等学校から高校生10名が牛山ゼミとの交流に来てくれました。世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域活性化協議会と2校が主催となり、生徒自ら魅力や課題を発見し、情報発信等を行うスタディーツアーの一環として訪問してくれたそうです。交流会で行った内容は、以下の通りです。

・牛山ゼミ2年からの歓迎挨拶と牛山ゼミの紹介
・世界農業遺産高千穂郷
・椎葉山地域の紹介
・牛山先生による地域発の情報発信手法についてのミニレクチャー
・グループごとの意見交換

挨拶とゼミ紹介

2年生からの挨拶とゼミ紹介では、副ゼミ長がわかりやすく、ポップに牛山ゼミのことを紹介しました。大学ではどのようなことをするの?ゼミってなんだろう?などの様々な疑問について丁寧に答えていきました。

ゼミ紹介をしてくれた2年副ゼミ長

高校生による世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域の紹介

次に、世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域の紹介を学校の代表者6名が行ってくれました。高千穂郷・椎葉山地域は5つの町村で構成されており、宮崎県の上の方に位置しています。高千穂郷・椎葉山地域は、世界農業遺産(GIAHS)に登録されており、その理由について詳しく説明してくれました。世界農業遺産(GIAHS)とは、国際的に顕著な特色を有し遺産価値のある、次世代に引き継ぐべき農業生産システムを指定し、その保全を促すと共に、それらを取り巻く環境への適応や更なる発展を目指していく事業のことです。高千穂郷・椎葉山地域で行っている、山間地農林業複合システムが賞賛され、登録に至ったということでした。たくさんの写真を用いながら説明をしてくれて、見るだけでも圧倒され実際に訪れてみたいという気持ちが湧いてきました。また、五ヶ瀬町の良いところとして、「自然が豊か」「人の温かさに直接触れることができる」という点をあげてくれました。教育活動の一環として、地域の人の家に宿泊するというイベントがあることを知り、住民とのかかわりの深さを感じました。自然と文化が融合したとても素晴らしい地域だとお話ししてくれました。

ミニレクチャー「地域発の情報発信手法について」

次に、牛山先生による地域発の情報発信手法についてのミニレクチャーが行われました。4年生にとって、このような授業形式で牛山先生のお話を聞くのはとても久しぶりだったので、牛山先生の授業を履修していた頃を思い出しとても楽しかったです。情報を発信する目的や地域から情報を発信していくにはどのような手段が優れているのかなど、今まで学んだことの総復習のように感じました。

グループごとの意見交換

次に、グループに分かれて意見交換を行いました。五ヶ瀬中等教育学校、高千穂高等学校のみなさんが運営しているWebサイト「ひこうき雲」と連携した効果的な情報発信方法についてのアドバイスや、日常のことなどお互いに沢山意見交換をしました。高校生の皆さんから多かったのは、メディア学部について詳しく教えてほしいという質問や、将来はどのように考えているかなどの質問でした。宮崎県と東京都では環境も異なるので、それぞれの未来があり、私も高校生の話を聞いていてとても勉強になりました。以下、参加した大学生の感想です。

  • 私たちの学生生活や進路のことに興味があったようで、沢山質問してくれました。とても明るく、何事にも興味津々な子達で、話していてとても楽しかったです。こういった交流の機会は中々ないので貴重な経験になりました!(Yさん)
  • 今回の合同ゼミを通して、素敵な地域をまた一つ知ることができてとても嬉しかったです。普段関わることのない地域の学生と、SNSや将来のことなどをお話しすることもできてとても貴重な経験になりました。(Oさん)
貴重な意見交換の時間。お互いたくさんの質問を交わしていました。(左) 出た意見をグループごとに発表!将来のことやプライベートな悩みまで様々でした。(右)
交流会終了後は4年生がキャンパスツアーをしました。スタジオに興味津々の皆さん!
最後にみんなでパシャリ📸 とても貴重な経験となりました。

久しぶりの学校連携、和気あいあいとして楽しい時間を過ごすことができました。