2019年8月26日から8月30日にかけて、社会学部メディア表現学科の3年生9名とメディア学部メディア学科の2年生4名の計13名が、岐阜県の飛騨市観光協会で「聖地巡礼インターン」を行いました。
メディア表現学科・メディア学科の学生が岐阜県の飛騨市観光協会で「聖地巡礼インターン」に挑戦!
東京都新宿区と岐阜県飛騨市はともに映画『君の名は。』は舞台になったという共通点があります。学生たちは4泊5日で飛騨市にある古民家に寝泊まりしながら、飛騨市観光協会から提示された「映画のイメージ以外の場所で聖地巡礼者が必ず写真を撮りたくなるバズるフォトスポット作り」というテーマに3つのグループに分かれて挑みました。
学生は、映画『君の名は。』にも登場する飛騨古川駅や気多若宮神社、組紐体験のできる飛騨古川さくら物産館、1000匹のコイが泳ぐ瀬戸川と風情ある白壁土蔵街、飛騨古川まつり会館、飛騨の匠文化館、伝統ある酒造店・和蝋燭店や洒落たカフェなどを巡りながらトータル60か所のフォトスポットを考案しました。
最終日の8月30日には、飛騨市役所で成果発表会を開催し、飛騨市役所や飛騨市観光協会の方々を前に、コイが泳ぐ瀬戸川は手で作ったハートの中にコイを入れて撮影することで恋愛成就の場所として話題にできること、朱色の橋の上で桜と夕日を一緒に撮影できる今宮橋では夜桜も美しいことをPRすることで宿泊の需要も見込めること、元号が発表されたときの「令和」の文字を飛騨市出身の書家が書いたことからそれを活かすフォトスポットを作れば話題になること、などを発表し、若者の感性あふれるユニークな提案は好評を博しました。
インターンに参加した学生からは「想像以上に楽しかった」「5日間滞在しないとわからない地域の魅力を発見できた」「成果発表会を終えた時に達成感があった」「アイデアを考えるのが好きな私にとってぴったり過ぎるインターンだった」「5日間の内容がとても濃く、毎日新たな発見があった」「思っていたよりも大変なインターンであったが、スキルが身につく貴重な経験になった」「グループで課題を解決するという経験値が増えた」「様々な点で困難があったが、一つずつ皆と協力しながら乗り越えることができ成長できた」という感想が寄せられました。
なお、この「聖地巡礼インターン」は中日新聞・岐阜新聞に記事が掲載され、NHKの岐阜県のニュースでも取り上げていただきました。