メディア学部に着任予定であり、情報工学や計算機科学を専門とする平山先生に、担当予定の授業やご自身の研究内容等についてお話を伺いました。
どんな授業を担当される予定ですか?
情報ネットワーク論
「情報ネットワーク論」では、インターネットの基礎から応用までを学びます。応用では、GoogleマップやGoogle Earthを利用したネットワークアプリケーションや最新技術であるIoT(モノのインターネット)の企画・設計に具体的に取り組みます。
インタフェース論
「インタフェース論」では、ヒトとモノをつなぐインタフェースの技術について基礎から応用までを学びます。応用では、VR/AR(仮想現実/拡張現実)やAI(人工知能)といった最新技術を利用したインタフェースの企画・設計、例えば、AIの技術を利用して人の感情を読み取り、それに応じてポーズや会話を行うロボットのインタフェースの企画・設計に具体的に取り組みます。
夢のある役に立つ製品やITシステムを開発するためには企画がとても重要です。ただし、そういう素晴らしい企画をするためには、最新技術の本質を理解した上で応用を考えるための基礎力が重要です。この授業では、そういった力を身につけられるので、将来、最新技術を利用した夢のある製品やITシステムを企画してみたい、生み出してみたいと思っている人にオススメです。
普段どんな研究を行っていますか?
以前は、企業でコンピュータやソフトウェアの研究を行い、それを製品化していました。技術が進み、今では多くのものが部品として用意され、それを組み合わせるようになりました。高層ビルでも、あっという間に建つようになったのと同じですね。私は今、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)といった最新の技術を活用し、便利で楽しい、夢のような社会、夢のようなITシステムを創ることを研究しています。
メディア実践演習の平山クラスではどんなことをしますか?
企業には、例えば、企画をする人、開発をする人、営業をする人など、いろいろな人がいます。でも、企画は、企画部の人だけでするわけではありません。開発部や営業部の人も参加します。開発だって、営業だって同じです。いろいろな部門の人たちが連携して初めて一つの仕事ができるようになります。
メディア実践演習では、連携先の企業・団体・地域等の人達と心を一つにして、わいわいがやがや、真剣になって、本気で連携先の人達のことを考えて、記憶に残る、やってよかったと本気で思えることを実践していきながら、メディア学の学びを深めていきたいと思います。
この記事を読んでいるアナタへのメッセージ
好きなことってなんだろう? 楽しいことってなんだろう? 大変でも、一生懸命やって、褒められたり、喜ばれたり、感謝されたりすると、すごく楽しくなって、すごく好きになります。学びとは、本来とても楽しいものです。メディア学部でそんな学生生活を送りましょう。
プロフィール
氏名 | 平山 秀昭(HIRAYAMA Hideaki) |
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職位/担当分野 | 特任教授/メディアと表現・技術分野 |
専門 | 情報工学、計算機科学 |
担当予定授業 |
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所属学会・団体 |
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研究内容 | IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)を駆使したITシステムの研究 |
主な著書・論文 |
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