社会学部メディア表現学科の専門教育科目「イベント・プロデュース論」(メディア学部メディア学科では展開科目「イベントプロデュース論」として開講予定)にて、6月26日(水)、7月3日(水)、17日(水)の3回にわたり、株式会社電通ライブより4名の講師をお招きし、ゲスト講義を実施しました。

6月26日「話題を呼ぶイベントづくり」

6月26日(水)の授業では、クリエーティブユニット部長・山本統さんと同ユニットの松浦恒大さんをお招きし、「話題を呼ぶイベントづくり」というテーマでご講演いただきました。

この日の講演は株式会社電通ライブの紹介からスタート。まずは松浦さんより、イベント設計の難しさや醍醐味などをお話しいただきました。

クリエーティブユニット 松浦恒大さん

山本さんからは、飲料メーカーの大型イベントや人気コンテンツを用いたイベントの事例紹介、すでにある人気コンテンツやブランドを広告コミュニケーションの一つであるイベントにどう落とし込むのか、イベントプロデューサーとはどんな仕事であるのか、などを分かりやすくお話しいただきました。

クリエーティブユニット 山本統さん

7月3日「アーティストを起用した旬なイベント」

7月3日(水)の授業では、2020オリンピック・パラリンピックユニットの青木峻さんをお招きし、「アーティストを起用した旬なイベント」というテーマでご講演いただきました。

通信会社で有名アーティストを起用した事例をメインに、広告コミュニケーションとはどういったものか、広告業界の中でのイベントの立ち位置についてだけでなく、社会人になるにあたり、仕事の進め方や楽しみ方、仕事をする上で大事にしていることなどもお話しいただきました。

2020オリンピック・パラリンピックユニット 青木峻さん

7月17日「スポーツイベント概論」

7月17日(水)の授業では、株式会社電通ライブの執行役員・武藤靖人さんをお招きし、「スポーツイベント概論」というテーマでご講演いただきました。

1997年の長野オリンピックと2002年のFIFAワールドカップをメイン事例に、オリンピック・パラリンピックは、どんな仕組みで成り立っているのか、動画などを多用し、分かりやすく解説していただきました。スポーツイベントの仕組みなど、舞台裏に関する貴重な話を聞くことができ、学生にとって2020年オリンピック・パラリンピックの見方が変わるきっかけとなったことでしょう。

スポーツイベントについて熱く語る武藤靖人さん

授業後にはゲスト講師のもとへ質問に行く学生の姿も見られ、とても学びの多い授業となりました。

授業後には質問に行く学生の姿も