2018年3月に行われたロボコン新人戦!アフレルスプリングカップ2018に皆川武クラスの学生が出場しました。その活動の様子と結果をご紹介します。今回の記事は社会学部メディア表現学科の皆川クラスが執筆したものです。

ロボコン新人戦!アフレルスプリングカップ2018で、惜しくも4位

ロボコン新人戦!アフレルスプリングカップ とは、教育版レゴ® マインドストーム® EV3やTETRIX®を利用した、自律型プログラムのロボットコンテストです。今年で5回目の開催となり、小学生部門からユニバーシティ部門まで、複数の部門に分かれ競い合います。今回2018年3月26日(月)に皆川クラスの私たちメディア表現学科3年生(現4年生)の4名(選手3名、コーチ1名)で、東京大会のユニバーシティ部門に初出場しました。

私たちは、昨年の3年次からEV3を利用した組み込み式のプログラミングの学習を始めました。自律型ロボットコンテストでは、いくつかのアルミフレームをネジ止めして車体やアームを作り、モーターやギアで車輪やアームを動かし、距離や色識別など複数のセンサーでルートを判別できるよう車体に配置して、それら全体を制御するようプログラミングしなければなりません。これまでも学科の専門教育科目でJavaやJavaScript、PHPなどのプログラミング言語を学んできましたが、はじめての組み込み式言語に、とまどい悩み考えながら、まずは出場までたどり着くことができました。

アームを使いブロックを持ち上げる自律型ロボット。ロボット本体だけでなく、この持ち上げているブロックも学科で所有する3Dプリンタを使って作りました。
自律型ロボットを実際に動かしたときの映像。
作成したプログラムの一部。ここまで作るのにとても苦労しました。

大会当日まで、春休み期間もメンバーで時間を合わせ、特に3月からは就職活動と両立させながら準備を進めました。しかし、実際はロボットの制御がうまくいかず、何度も何度もプログラムを組み換え調整することの繰り返しで、途中で投げ出したくなることもありました。メンバーの協力なくしてやり遂げることはできなかったと実感しています。

大会当日の様子。ブロックを所定の場所へ運んで積み上げていき、その個数を競うという競技でした。

当日はみんな緊張して、練習の成果を十分発揮することはできませんでした。ですが、なんとか4位に入ることができました。としても、ユニバーシティ部門の出場総数は7チームでしたが…。ただ、下位にならなかった安堵感よりも、7チームでも入賞できなかった悔しさが勝り、今回得た経験を活かしながら、これからもさらに知識と技術を身につけるよう活動していきます。


いかがでしたか? メディア学部メディア学科でもこのようなプログラミングはもちろんのこと、メディアに関するさまざまな知識や技術を身につけられます。アナタもメディア学部生になったらぜひさまざまなコンテストに挑戦してみましょう!