メディア学科平山ゼミに所属する3年生は、新宿観光振興協会協力の下、オリジナルの新宿観光ゲームを制作し、そのゲーム実況動画を公開しました。平山ゼミでは普段ゲームエンジンUnityを使ったゲームプログラミング等に取り組んでいます。今回の新宿観光ゲームもUnityを使って制作したものです。

3年生10名が3チームに分かれ、それぞれにオリジナリティに溢れるゲームを制作しました。ゲームの主人公は、新宿観光案内キャラクターの「じゅく丸」です。チーム1は外国人旅行者、チーム2は若い女性をターゲットに、チーム3はグルメをテーマとしています。3月に新宿観光振興協会に企画提案し、6月にオリジナルゲームの中間レビュー、7月に最終レビューをして頂いた上で、8月にゲーム実況動画の完成を報告しました。今後、新宿観光振興協会から新宿観光の宣伝にご利用頂くことになります。

外国人旅行者をターゲットにしたゲーム「逃げる、巡る、じゅく丸観光」

チーム1の制作したゲームは、外国人旅行者をターゲットとした「逃げる、巡る、じゅく丸観光」です。怪獣に追われながら、じゅく丸が新宿の街を逃げ回ります。途中にある落とし穴に落ちたり、怪獣が吐く炎に当たったりするとゲームオーバーになります。目白大学、神楽坂、国立競技場、東京都庁、歌舞伎町を通り、ゴールである新宿駅に辿り着ければゲームクリアです。怪獣の炎を避けるのが大変!ゲームクリアは結構難しいです。

チーム1のゲーム実況動画は、外国人旅行者をターゲットとしているため、英語のテロップを加えています。

外国人旅行者をターゲットにしたゲーム「逃げる、巡る、じゅく丸観光」

若い女性をターゲットにしたゲーム「走れじゅく丸」

チーム2の制作したゲームは、若い女性をターゲットとした「走れじゅく丸」です。じゅく丸が、須賀神社、早稲田大学、神楽坂にある熊木ホットケーキ店、落合中央公園野球場、新宿駅を廻ります。各スポットでは、変身アイテム(カメラ、カバン、ケーキ、ユニフォーム、スーツ)を拾って、コスチュームをまとったじゅく丸に変身し、30秒間上から落ちてくるマイナスアイテム(葉っぱ、本、ケーキ、ボール、星)を避けられれば各スポットをクリアできます。

チーム2のゲーム実況動画は、若い女性をターゲットとしています。ケーキを食べるじゅく丸がかわいいです!

若い女性をターゲットにしたゲーム「走れじゅく丸」

グルメをテーマにしたゲーム「じゅく丸グルメレース」

チーム3の制作したゲームは、グルメをテーマとした「じゅく丸グルメレース」です。じゅく丸が新宿を巡り、11杯のラーメンを全て食べ、新宿区の紋章に辿り着ければゴールです。ゴールまでの時間を競うゲームです。途中にバナナが落ちていて、バナナを踏むとじゅく丸は転んでしまいます。

チーム3のゲーム実況動画は、グルメ、それも、みんなが大好きラーメンをテーマとしています。ゲーム実況動画では、ゲームクリアの後に、じゅく丸がゲーム中に食べたラーメンを、メンバーが実際に食べ歩いて、推しのラーメン屋として紹介しています。

グルメをテーマにしたゲーム「じゅく丸グルメレース」

平山ゼミは、「デジタル技術×UXデザイン」を専門性とするゼミです。デジタル技術の習得では、最初にUnityゲームプログラミングの基礎を教えますが、以降は全て、学生達が自分で考え、自分で調べ、自分で制作を行なっています。また、UXデザインを習得する上では、まず、利用者目線、依頼者意向への意識が大切です。新宿観光振興協会からレビュー時に頂いたコメントやリクエストが学生達のやる気に火を付けました。3年生は、今回、2Dの新宿観光ゲームを制作しましたが、秋学期は3Dの新宿観光ゲームの制作にチャレンジする計画です。

メディアを学ぶ。社会とつながる。
目白大学メディア学部社会連携プログラム