10月1日に発表された「第15回ピンクリボンデザイン大賞」で、石川透クラスに所属する社会学部メディア表現学科の学生がコピー部門のファイナリストに選ばれました。
※メディア学部メディア学科の前身

石川クラスの学生が、「ピンクリボンデザイン大賞」のコピー部門でファイナリストに入りました。

ファイナリストに入った森田大輔さん

ピンクリボンは、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進することなどを目的として行われている世界規模の啓発キャンペーンです。

石川クラス3年生の活動では、この運動の一環として行われている「第15回ピンクリボンデザイン大賞」に作品を応募していましたが、このたび森田大輔さんがコピー部門でファイナリストに入りました。

乳がんは、日本人女性の11人にひとりがかかると言われていますが、早期であれば90%以上が治る病気です。ただ、日本の乳がん検診受診率は先進国のなかでも低いレベルにあり、年々死亡率が増加傾向にあります。早期発見のために検診を受けることが何より必要です。

今回応募した森田さんの作品は、「なきゃないで、いいじゃないか」。自分はきっと大丈夫、まだ検診に行かなくたっていい、と思っている人たちに、検診の結果乳がんが「ない」ことがわかれば安心は大きい。安心を発見するためにも検診へ行きましょう。そんなメッセージを若者らしいリアルな言葉で訴えました。

コピー部門にはプロ、アマ問わず17,886点の応募があり、森田さんの作品は、グランプリ1点、優秀賞2点、入選2点に次ぎ、最終審査に残った12点のうちのひとつです。石川クラスでは、今後も社会の課題に言葉やアイデアでできることにチャレンジしていきます。

©2003日本対がん協会

受賞作品はこちらから見ることができます。
http://www.pinkribbonfestival.jp/design/index.html