川端クラスの学生が社会連携活動の報告として、2020年11月26日に、理研ビタミン(株)の主力商品であるノンオイルドレッシングに関わる調査研究発表を行いました。調査研究発表会はコロナ禍のためZOOMで行われ、理研ビタミン(株)からマーケティング担当者と商品開発担当者の方々計7名が参加されました。川端クラスからは、3年生2名(発表者)、2年生1名と教員が参加しました。

川端クラスは、昨年度秋学期から理研ビタミン(株)と社会連携を行い、ノンオイルドレッシングの若者への浸透・販売促進のための提言を行うべく、学生の視点からの調査を行ってきました。今回の発表会では、「野菜の食べ方・ドレッシングとリケンのノンオイルについてのアンケート調査」、「ノンオイルドレッシングに関する味覚調査」、「ドレッシングパッケージ分析比較調査」、「ドレッシングTVCM分析比較調査」の4つの研究結果と、その結果をもとにした学生視点から理研ビタミン(株)への提案が報告されました。

学生たちが自分の視点で考え、リケンのノンオイルドレッシングに関わる質問紙調査、味覚実験調査、そして内容分析を行った結果と提案に、理研ビタミン(株)の参加者の皆様から多くのコメントとご質問をいただきました。また、学生からの視点がとても新鮮で興味深かったとのお言葉もいただきました。今回の結果をもとに、今後も引き続き社会連携を継続していくことになりました。

【発表した学生の感想】

今回の研究ではCMとパッケージの比較分析を主に担当し、発表では理研ビタミンの方々から感謝の言葉だけでなく、共感やご指摘までもいただくことができた。そのため、CMの人と経済に対する影響力についての研究がしたくてメディア学部に入学した私にとって、大変貴重な経験であった。今後は、私たち学生の視点をさらに活かし、先方にとって有益な成果が得られるよう社会連携に臨んでいこうと考えている。(3年 長内 優太)

今回、初めて企業の方々と関わっての取り組みだったためとても緊張しました。ですが、今のうちからこのような経験をさせていただけたのは貴重だったと思いますし、自分にとっても良い経験になったと思います。また、今回はリモートで行ったため、相手の反応があまり見れないのではないかと不安でしたが、最後に様々な意見や感想をいただくことができたのでとても良かったです。今回の経験を忘れずに今後に活かしていきたいと思いました。(3年 菅 葵)