社会学部メディア表現学科※1の3年生13名による臨地研修※2「イベント業界インターン」がスタートしました。株式会社映像センター様、東京芸術劇場様での臨地研修の様子をご紹介します。今回の記事は岡星竜美先生が作成したものです。
※1 メディア学部メディア学科の前身。
※2 臨地研修：インターンシップ。学生が一定期間実際の企業・団体で就業体験を行う制度。
「イベント業界インターン」とは
「イベント業界インターン」の受け入れ先は、一般社団法人日本イベント協会(JEVA)様です。本学と同協会とは包括連携協定を締結(2017年3月)している関係から、協会の会員である企業や団体を訪ねたり、イベント現場に参加したりするプログラムを12月までに10件程度予定しています。今年7月に、まず2つの体験を行いました。
株式会社映像センター様バックヤードツアー
7月14日（日）、大手映像企業である（株）映像センター様が、本学の学生のためだけに特別講習を実施してくださいました。
学生たちは、初めてのイベント企業訪問にわくわくどきどき・・・。りんかい線・東雲（しののめ）駅から徒歩5分、臨海地帯に巨大な倉庫が出現！ ここが映像センターが誇る東雲オフィスです。日曜日でしたが、10名もの社員の皆さまに明るく迎えていただき、特別講習～倉庫見学～最新機材デモなどを行っていただきました。
学生たちは、「夏フェス」に観客として参加することはあっても、制作するプロの人に会ったことはなかったので、ステージ映像を担当している若い社員の方の話には大いに興味を持ったようでした。
東京芸術劇場様バックステージツアー
7月22日（月）の休館日、東京芸術劇場様が本学の学生のためだけにバックステージツアーを特別に実施してくださいました。
東京都が誇る、コンサート、ミュージカル、ストレートプレイ等を上演する複合芸術劇場です。舞台管理担当の方のガイドで、まずは2000名収容の大ホール（コンサートホール）を見学しました。前面にそびえ立つ巨大なパイプオルガンに、学生たちは息を飲んでいました。
続いて、中ホール、800名程度収容のプレイハウスへ。主にミュージカルを上演している人気の高い劇場です。
小ホール2つ、シアターEAST・WESTと巡り、劇場の構造や仕掛けについて、詳しくご説明いただきました。最後の質疑応答タイムでは、学生たちから積極的に質問が出ていました。
2つのインターンを通して、フェス等のライブ映像の提供、劇場管理によりコンテンツ（コンサートやミュージカル）制作を支えるプロの仕事に、学生たちにとって多くの気づきがあったことと思います。
（株）映像センター様、東京芸術劇場様、このたびは特別な開催と貴重な体験をありがとうございました。
担当教員 岡星竜美（メディア学部特任教授）