17年の歴史を持つ目白大学社会学部メディア表現学科が2018年4月に生まれ変わります! その名も「メディア学部メディア学科」です!
メディア学って?
目白大学では、「メディア学」を「現代社会、人間生活とメディアの関わりを批判的・主体的にとらえ、来るべきメディア社会を構想し、人間生活の向上に役立てる学」と定義しています。
目白大学メディア学部では、メディア学をより幅広く学べるように、これまでの社会学部メディア表現学科の内容に加えて、ライブイベント・動画配信・AR(拡張現実)・VR(仮想現実)など、近年注目を集めている領域に対応した科目を新設します!
また、身につけた知識や技術を、地域や企業で実際に活かす「社会連携プログラム」を設置! 社会のニーズに応え、メディアの活用能力を備えた未来志向の人材を育成します。
こんな能力を身につけたい人にオススメ!
- 現代社会においてメディアが果たす役割を理解する能力
- メディアを効果的に活用し、表現やコミュニケーションを行う能力
- メディアを用いて社会の中にある問題の解決案を提示する能力
4年間の学びのステップ
「パソコンの操作に自信がない…」「制作系アプリケーションを使ったことがないし…」「”メディア学”って言われるとなんだか難しそうだなぁ…」 そんなアナタでも大丈夫です! メディア学部では、メディア学について基礎から段階的に学んでいきます。
学部基礎科目でメディア学の基礎を学ぶ!
1年次は実践的かつ専門的な知識・技術を身につけていく上で必要な基本的な知識やスキルを学ぶ「学部基礎科目」の科目を中心に履修します。
学部基礎科目の例
- メディア学概論
メディア学の基礎的理論やメディア学の背景にある制度や歴史を学びます。 - メディアと心理
日常生活におけるメディアの役割や影響について心理学的視点から考えます。 - メディア・リテラシー論
現代のメディア社会に注目し、テレビ、新聞、ソーシャルメディアなどに関して、各媒体の構造と表現の特徴について考えます。
この他にも、「英語」や「体育」、大学生活の過ごし方やレポートの書き方、プレゼンテーション技法などを少人数クラスで学ぶ「フレッシュマンセミナー」や「ベーシックセミナー」などの「共通科目」も履修し、大学生活に慣れていきます。
学部基幹科目でメディア学を3つの視点から深める!
学んだ内容を基盤にして、「学部基幹科目」を通して学びを深めていきます。学部基幹科目は2つの領域の科目群に分かれています。一つがメディア学を専門的に学ぶ際に軸となる3つの視点(「社会・文化」、「産業・消費」、「表現・技術」)を身につける「コア領域」です。もう一つがメディア学を実践的に学ぶ際に必要となる、調査や企画、表現の技法を身につける「方法論領域」です。
コア領域の科目例
- メディア産業概論
現代のメディア産業とはどのようなものなのか、どのような構造をしているのかについて学びます。 - メディア社会論
社会においてメディアを介したコミュニケーションが果たす役割や機能を学びます。
方法論領域の科目例
- メディア調査法I
アンケート、インタビューなどの社会調査の目的や手法などを学びます。 - デザイン技法I
グラフィックデザインによる表現の基本的な知識や表現方法を学びます。
展開科目で興味のある分野への専門性を高める!
これまでの学びを踏まえ、メディアの特性をより深く理解・研究し、またメディアを活用して制作・表現する能力を身につけるため、2年次の秋学期に3つの分野から興味のある分野を1つ選択します。
メディア学部における3つの分野
- メディアと社会・文化分野
現代社会の中でメディアが果たしている機能やメディアが文化に与える影響について学ぶ分野です。 - メディアと産業・消費分野
さまざまなメディアコンテンツが作られ、流通し、人々に消費される仕組みを学ぶ分野です。 - メディアと表現・技術分野
映像をはじめとするメディア表現と、それを可能にするメディア技術の役割について学ぶ分野です。
選択した分野の「展開科目」を履修していくことで、メディアに関する具体的な事例や制作手法について学び、専門性を高めていきます。各分野の詳細については別の記事でご紹介します!
社会連携プログラムで学びを実践的に活かす!
さらに、2年次からは、これまでに身につけた知識や技法を、社会の中で実践的に活かして学ぶ「社会連携プログラム」に取り組みます。地域の企業・団体などと連携しながらプロジェクトを進めたり、インターンシップに参加したりすることで、さらに専門的な調査・分析・発信を学ぶ、アクティブ・ラーニング型の教育プログラムです。詳細は別の記事でご紹介します!
卒業研究で学びの集大成へ!
これまで学内外で学んできたことの集大成として、4年次には卒業研究に取り組みます。卒業研究では、選択した分野やプロジェクトに応じて「論文」か「制作」から形式を選択することができます。
卒業後の進路
メディア学部で学んだ後の進路としては、メディア関連企業や一般企業への就職が想定されます。
これまでの社会学部メディア表現学科の卒業生は、約40%がメディア関連企業、約60%が一般企業(小売業・サービス業など)へ就職しています(2015〜2016年度実績)。主な就職先は以下のとおりです。
主な就職先 ※2012〜2016年度社会学部メディア表現学科実績
- 広告・印刷・デザイン系企業
アーク・フロント(株)/(株)アドバ/(株)ギャンビット/(株)サイファ/GMOアドパートナーズ(株)/(株)デルタマーケティング/東京ラインプリンタ印刷(株)/(有)トレスアミーゴス/(株)ビジュアル/(株)フジサワ・コーポレーション/(株)文協/ミズノプリテック(株)/(株)ローヤル企画 - 情報通信系企業
(株)アイフラッグ/(株)Eストアー/NECネクサソリューションズ(株)/サイバーステップ(株)/(株)ジェイテック/(株)システム・サイエンス/スターティア(株)/(株)セラク/日本情報産業(株)/(株)日本ブレーン/(株)三越伊勢丹システム・ソリューションズ - 映像制作系企業
(株)ウエスト/ウッドオフィス(株)/(株)えすと/(株)クリーク・アンド・リバー社/(株)クリエイティブ30/(株)ザ・ワークス/テレビ朝日映像(株)/(株)テレビクリエイションジャパン/(株)東阪企画/リバプール(株) - 音楽・芸能・ゲーム系企業
(株)アミューズ/クルーズ(株)/(株)ジャニーズ事務所/(株)山野楽器/(株)ユニオンエンタテインメント/(株)よしもとクリエイティブ・エージェンシー/(株)レプロエンタテインメント - 新聞・出版系企業
(株)東京ニュース通信社/(株)日本新華僑通信社 - その他企業
(株)イセトー/(株)小田急トラベル/(株)京王百貨店/(株)京葉銀行/(株)サマンサタバサジャパンリミテッド/寒川町役場/(株)サンエー・インターナショナル/(株)サンシャインエンタプライズ/(株)JSP/城北信用金庫/ (株)セブン&アイ・フードシステムズ/太平電業(株)/第一生命保険(株)/(株)トゥモローランド/東京トヨタ自動車(株)/(株)ネクステージ/(株)バンビ/(株)ファッションクロス/富国生命保険相互会社/三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)/(株)目黒雅叙園/(株)ローソン
いかがでしたか? もっとメディア学部のことを知りたいと思ったアナタは今後更新される他の記事も読んでみてくださいね!