大学生活にも慣れてきた2年生。特徴的なのは社会連携プログラムと分野選択です。
社会連携プログラム(学内での演習)
1年次に引き続き、「学部基幹科目」を通してメディア学の学びを深めていきます。さらに、これまでの学びを活かし、社会の中で実践的に学ぶ「社会連携プログラム」に取り組みます。地域の企業・団体などと連携しながらプロジェクトを進めることで、さらに専門的な調査・分析・発信を学ぶ教育プログラムです。
2年次のうちは社会の中で学ぶ準備として、「メディア基礎演習」を通して学内で学びます。1年次に学んだ基礎的な知識や技術を踏まえ、実践的な調査・分析・表現を行うための練習課題を、学内にて繰り返しこなしていきます。これにより、社会で必要となる基本的なマナーや調査・分析・表現のためのスキル、課題発見・解決のスキルを身につけます。

分野選択と展開科目
これまでの学びを踏まえ、メディアの特性をより深く理解・研究し、メディアを活用して制作・表現する能力を身につけるため、2年次の秋学期に3つの分野から興味のある分野を1つ選択します。
メディア学部における3つの分野
- メディアと社会・文化分野
現代社会の中でメディアが果たしている機能やメディアが文化に与える影響について学ぶ分野です。具体的には雑誌・コミック、サブカルチャー、地域メディアなどが対象になります。 - メディアと産業・消費分野
さまざまなメディアコンテンツが作られ、流通し、人々に消費される仕組みを学ぶ分野です。具体的にはイベント、広告、アニメーションなどが対象になります。 - メディアと表現・技術分野
映像をはじめとするメディア表現と、それを可能にするメディア技術の役割について学ぶ分野です。具体的には番組制作、プログラミング、アプリ開発などが対象になります。
それぞれの分野には「展開科目」という各分野に関する専門的な知識やスキルを学ぶ科目群が設置されています。自分が選んだ分野の科目を3年次にかけて履修していくことで、メディアに関する具体的な事例や制作手法について学び、専門性を高めることができます。各分野の展開科目の例は以下のとおりです。
メディアと社会・文化分野の展開科目例
- メディア文化論
- 放送論
- メディア思想史
- コミックス文化論
- 教育とメディア
メディアと産業・消費分野の展開科目例
- メディアとビジネス
- 広告論
- イベント概論
- サウンド分析演習
- アニメーション制作演習
メディアと表現・技術分野の展開科目例
- 映像表現論
- プログラミング基礎
- デジタルアーカイブ論
- 映像制作演習
- インタラクティブアプリケーション
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